【5月発表】人気ブランドランキング ファストファッション 人気ブランドランキング発表  「ZARA」と「ユニクロ」の2強が鮮明に。

2016年05月31日

最新1ヵ月間(2016年4月1日〜4月30日)のフリマアプリ「フリル」での取引数に基づいた人気ブランドランキング調査です。

 

4月のランキングは上位4ブランドについては変動がありませんでした。

気温が上昇し、売れるアイテムが本格的に夏物衣料に変化したことでブランドの平均単価が下がっています。全体的にはファストファッションブランドとスポーツブランドが順位を上げており、衣替えにより今着用するアイテムが人気を集めています。

 

■「ZARA」と「ユニクロ」の2強。GAPはキッズで存在感


 

<ファストファッション 人気ブランドランキング>

B_ファストファッションランキング

前月同様3位の「ZARA(ザラ)」はトレンドのアイテムをリーズナブルに購入できるということで安定した人気があります。そして、ファストファッションで2番目に人気を集めたブランドは「UNIQLO(ユニクロ)」でした。

前月の8位から2つ順位を上げています。「UNIQLO(ユニクロ)」はシンプルなデザインのアイテムやブラウスなどセミフォーマルに合わせるアイテムが多く職場などで使えるアイテムが人気だと考えられます。

 

その他ファストファッションブランドについては、「GU(ジーユー)」13位、「H&M(エイチ&エム)」16位、「WEGO(ウィゴー)」19位の順です。ファストファッションといえば海外ブランドをイメージする方も少なくないと思いますが国内ブランドが健闘していることがわかります。

 

かつて海外ファストファッションの代名詞であった「GAP(ギャップ)」は115位と他ブランドと大きく差が開いていますが、ベビー服を扱う「bebyGAP(ベビーギャップ)」が24位に入り、子供服での存在感が高まっています。

また今月日本からの撤退を発表した同グループの「Old Navy(オールドネイビー)」は98位となり、他のブランドと比べ消費者の支持を得られていないことがわかります。

 

韓流ブランド人気

その他には、通販ブランドの「dholic(ディーホリック)」が38位に入りました。

「dholic(ディーホリック)」は韓国発の通販専門ファストファッションブランドとして数年前から利用者を増やしています。通販ブランドでありながら平均単価が「ZARA(ザラ)」に次いで2番目に高いなど特長があります。

また、昨年夏にはルミネエスト新宿に常設店を出店した他、今年6月には表参道にポップアップショップを開設するなど勢いがあるブランドです。

 

トレンドのカジュアルアイテムが揃う「ZARA」
   C_ZARA
ベーシックなアイテムが揃う「ユニクロ」
D_ユニクロ

 

■使用していても売れるコスメブランド


 

 

<コスメ ブランド人気ランキング>

E_コスメランキング

第三者が使用していても洗濯することができる衣類と異なり、消耗品として使い切るイメージが強いメイクアイテムも「フリル」では数多く取引されています。

 

購入してみたが肌に合わなかったり、イメージしていた仕上がりと異なるなどの理由から出品されるブランドコスメアイテムは、定価よりも割安で購入できると購入者に人気です。

 

今回はそのなかでも取引数の多いBest5をまとめました。

 

1位の「MAC(マック)」や、4位の「RMK(アールエムケー)」はファッション誌で多く取り上げられる人気ブランドですが、季節ごとに発売される限定アイテムは欠品が相次ぐなど“レアアイテム”となっています。

そのため、たとえ中古であっても求めるユーザーが多く“レア度”の高い人気アイテムほど高値で取引されています。

(使用回数などを記入することで残量に応じた金額で売買されている。)

F_コスメ出品ページキャプチャ

 

■スポーツブランドの巻き返し


 

春先まではバッグ・小物を得意とするブランドが人気を集めましたが、4月は衣替えに合わせこれかの季節に着ることができるアパレルアイテムを扱うブランドが人気を集めました。特長として、若者を中心に昨年の夏にブレイクしたスポーツMIXのコーディネートが今年も注目されており、前月までBest10に入らなかったNIKEが8位に入った他、adidasも順位を上げています。

この2ブランドは平均単価が近く、主力アイテムについても両ブランドともスポーツウェアとスニーカーの取引が多くみられます。

「アディダスの出品アイテム一覧」(スポーツウェアやスニーカーが人気)

G_アディダス

 

<人気ブランドランキングBest30>

H_TOP30

以上