ブランド志向より価格志向のJKが8割。 最近のJKのファッションに関する消費行動

2020年08月25日

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こんにちは。今回は、女子高校生(JK)のみなさんがどのようにファッションに関する情報を収集し、服を選び、買っているかについて調査結果をご紹介します。

 

JKがファッションの参考にしている人  TOP3がK-POPアイドルグループ


Fashion参考にしている人TOP10

ラクマのJKユーザー811名にファッションの参考にしている人は誰か質問したところ、1位は「BLACKPINK」(62名)、2位は「TWICE」(55名)、3位は「IZ*ONE」(52名)と、いずれもK-POPの人気アイドルグループが選ばれました。

この結果をより詳しく調べるために、調査手法を変えて20名のJKにヒアリングしてみたところ、「○○○(アーティスト名) 私服」などのキーワードでネット検索し、YouTubeやまとめサイトにたくさん投稿されている来日時の私服ファッションなどを参考にどんなブランドのアイテムで、どんなコーディネイトをしているのかチェックする、という声が多くあがりました。

ヒアリングによると『韓流アイドルは私服に関する画像などが日本のアイドルと比べてSNSなどで入手しやすい』という意見が多く、参考にしやすいと推測されます。

 

なお、「参考にするファッション情報の収集先」では、「Instagram」(79%)が1位でした。先述のK-POPアイドルはもちろん、日本人アイドルやモデルの私服コーデを、「Instagram」の公式アカウントでチェックするという声が多くありました。

また、有名人のアカウントでなくても、お洒落なコーディネートを投稿している一般人の「Instagram」も参考にする人も多いことが分かりました。ファッションの参考にしている人についての質問で「お洒落な一般人」(21名)がタイで9位にランクインしたことから、JKは「Instagram」を通じて、一般人のファッションも参考にしていることが分かりました。「自分自身も、顔が見えないようなアングルでお気に入りのコーデを投稿することがある」と答える人もいました。

Fashion参考にしている媒体TOP10

 

JKがInstagramなどのSNSでファッションの情報を検索する際には、テーマごとにハッシュタグで「#参戦服」「#地雷系」「#量産コーデ」「#韓国ファッション」 などを入れて検索する人が多く、このハッシュタグ検索はフリマアプリ内においても商品検索や出品時の情報として同様に使われています。

#地雷系出品数_推移

フリマアプリ「ラクマ」で上昇するハッシュタグのキーワード例

ブランド志向よりも、価格志向の傾向にあるJKが8割


「参考にしたコーデをどのように買うか」について質問したところ、「同じブランドでなくてもいいので、似たデザインで安い服を探す」と答えた人が約8割でした。

アイドルの私服では、ラグジュアリーブランドの服やバッグなど、高価なアイテムも多く愛用されています。JKは、必ずしも同じブランドのアイテムを買うわけではなく、それに近しいデザインでより安いアイテムを探して買うことが多いようです。

参考コーデをどのように買うか

収入の限られている学生にとって、「より安いアイテムを探して買う」という消費行動はうなずけますが、その理由の一つとして、可処分所得をファッションよりもエンタメに費やすJKが多いことも別の意識調査で明らかになりました。

昨年「ラクマ」が行った調査では、JKユーザーに「自分のお金を何に最も多く使いますか?」と質問をしたところ、回答の1位は「趣味のグッズや娯楽品」(27.4%)、2位は「コンサート・ライブ」(26.6%)、3位は「ファッション」(11.9%)、4位は「飲食費」(9.0%)でした。「趣味のグッズや娯楽」、「コンサート・ライブ」のエンタメへの消費が上位2つで、全体の半数以上を占めました。

可処分所得の使い途

 

一方で、男子高生への調査では、ファッションに費やす優先度がより高い結果となりました。この調査結果は、また別の機会に紹介します。

 

ファッションアイテムは「店舗で買う」が6割、「ネットで買う」が4割


購入方法

JKユーザーに「服を買う際の店舗とネット通販の優先度」について質問したところ、約6割が「店舗」、約4割が「ネット通販」と回答しました。

「店舗」を選んだ人の理由(複数回答)は、「試着したいから」(68%)が最も多く、次いで「ふらっと入って衝動買いすることが多いから」(35%)、「お店が近くにあって行きやすいから」(33%)、「欲しい物が店舗でしか買えない商品だから」(10%)、「店員さんと話したいから」(6%)という結果でした。その他のフリー回答では「ネットだと送料や手数料がかかるから」(1%)という声もありました。

「店舗の利用の方が多い」を回答した人の理由をワードクラウドでまとめました。

 

一方、ネット通販を選んだ人の理由は、「ネットの方が安く買えるから」(61%)が最多でした。次いで「スマホひとつで買えて便利だから」(56%)、「お店が近くにないから」(36%)、「欲しい物がネットでしか買えない商品だから」(30%)という結果でした。ネット通販で買う場合は、より安く買えるという他、スマホ一つで買えるので、店舗が近くにない場合や決まったブランドの決まった品を指名買いする場合に多く利用されていることが分かりました。

 

以上、JKのみなさんが日頃どのようにファッションに関する情報を収集し、アイテムを購入しているかについて、調査結果をご紹介しました。

服を購入する方法も、店舗、ネット通販、フリマアプリ等、選択肢は広がっています。

その中で、情報を集め、時には自ら発信しながら、もっとも合理的な方法で買い物をし、コスパの良いオシャレを楽しんでいるJKのみなさんの動向を、今後も調査していきます。