「ダークホラー」なハロウィンがやってくる!人気の理由を徹底解説

2016年09月14日

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【トピックス】

9月になるとコスプレなどハロウィンに関するアイテムへの興味・関心が高くなる

10代女性の3人に1人がダークホラーコスプレをしたいと思っている

ハロウィンや仮装に興味がなくてもコミュニケーションのため「いやいやゾンビ」になる人も


9月になり、急いでハロウィンの準備を進めている人も多いのでは?
ハロウィンといえば一昔前は子どもがお菓子をもらいに近所を渡り歩くイベントでしたが、最近は若者から大人も楽しむ大型イベントになりつつあります。これからますます定番化していくであろう「ハロウィン」について、10代の女性はどう捉え、どう楽しんでいるのかを解説します。

恒例になりつつある!人気No.1仮装は「ダークホラー」

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2016年、仮装してみたいコスプレを調査したところ「ゾンビや魔女などダークホラー系」33.7%(n=152)が最も人気でした。特に10代からの支持率は圧倒的で、他の年代が20%前後なのに対し、倍以上の42.1%(n=86)がダークホラー系のコスプレをしたいと考ていることが分りました。

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ダークホラー系のコスプレが流行し始めたきっかけは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®にて2012年から開始された「ハロウィーン・ホラー・ナイト」が話題となり、翌年さらに拡大することで9月の入場者数が当時過去最高になるなど、「ハロウィン=ホラー」のイメージを定着させたこととではないでしょうか。その勢いはとどまることを知らず、2015年10月にはさらに過去最高の入場者数を更新したため、イベントは毎年恒例となり、それと同時にダークホラー系のコスプレの人気が定着し始めました。


売れ筋ハロウィンアイテムは「特殊メイク」

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毎年9月を堺に「コスプレ」の検索ワードは増えていきます。出品されているアイテムとしては衣装やカツラなどの小物類が多いですが、売れるアイテムは傷跡などの「特殊メイク」が人気を集めており、ダークホラー系コスプレの人気の高さが伺えます。

 

「ハロウィン 特殊メイク」で検索すると出てくるダークホラー系コスプレには欠かせない特殊メイクのタトゥーは、単価も送料込みで300円〜800円と手の出しやすい金額なものが多くまとめ買いする人も多くみられます。

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なぜ「ホラー」なのか

なぜ、ここまでダークホラー系のコスプレが人気を集めているのか、実際に昨年特殊メイクを使ったダークホラー系コスプレをした大学生のMさんにインタビューを実施しました。

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①コスプレのきっかけは「口コミ」

友達のInstagramやテレビの特集を見て、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®に友達と行きたいという話がきっかけになり、コスプレにチャレンジしてみることになったそう。「昼間は普通のコスプレ、夜はダークホラー系のコスプレと2パターン楽しむことができ一石二鳥だった」と話してくれました。

 

②ハロウィン限定の「特別感」

他にも多数コスプレがある中で、昨年は白塗りした顔に血のりをつけたという大学生のMさん。なぜダークホラー系のコスプレを選んだかというと「ハロウィンでしかできないから。」とハロウィンの限定感が魅力だったと話してくれました。普通の可愛いコスプレは他のイベントやプリクラを撮る際に可能なのに対して、血のりや特殊メイクはハロウィンでしか楽しめないのが特別感をより強くするようです。

 

③双子コーデは「面倒だから」

Mさんは双子コーデでコスプレにチャレンジしており、なぜ同じ服装を選んだのか聞いたところ「最初はみんな違う格好にしようという話も出ていたが、それぞれで買うのが面倒だった。同じコスプレであればネットでまとめて買えば済むので楽だった。」と、双子コーデを選ぶ理由は「面倒」だからという意外な理由が返ってきました。

「双子コーデにしたことで、結果キャストに話しかけられたり目立つことができて良かったので、今年もコスプレをするなら同じ服装にしたい」とのことでした。

 

Mさんは今年もコスプレを友達とすることが決まっているらしく、理由を聞いたら「昨年が想像以上にテンションが上がり、楽しかったから」と答えてくれました。可愛いよりも怖いが重視される期間限定の楽しみ方に病みつきになる人がこれからも続出しそうです。

 

約50%はコスプレしたくない

ハロウィンに「興味がある」は84.8%(n=382)となり人気を集めているハロウィンですが、コスプレをしようと思う人は51.5%(n=232)と、半数はコスプレしたくない人も見受けられました。

 

<10代女性が「コスプレをしない」理由>フリー回答一部抜粋

“コスプレにお金かけるなら普段使いできるものの方がほしい。”

“コスプレをやるのなら完璧にしたいが、全身に手を加えようとすると、お金がかかるから。”

“する機会がないから。”

“ちょっと恥ずかしい”

“ハロウィンは好きだけどコスプレまでしようとは思わないから”

“大学生までの遊びだと思うから。”

“人に迷惑をかけそうだから”

“ちょっと恥ずかしい”


「いやいやゾンビ」でハロウィンに参加

ハロウィンには興味がないが、コスプレをする人の中には「友達とのコミュニケーション」「友達に誘われたから」など、無理やりにコスプレをする「いやいやゾンビ」(ハロウィンに興味はないが、友達との付き合いでコスプレする人たちのこと)となり、ハロウィンに参加する人もいるようです。

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ゾンビの出現場所は?

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近年コスプレをした大人が街に集まり、楽しんでいる姿が話題に上がっていますが、実際どこでハロウィンを楽しんでいるのかを調査しました。今年コスプレをすると回答した10代53.4%(n=109)のうち「友達とパーティー」27.9%(n=57)が最多となりました。全世代で見ると、ハロウィンに興味がありテーマパークや街のハロウィンイベントなど街に繰り出す人は88.4%(n=723)となりました。

 

10代は他の年代と比べてもハロウィンに「興味のある」が92.2%(n=178)と突出して高い中、「今年ハロウィンでコスプレする」は59.5%(n=109)と、まだ約40%の人がハロウィンに興味があってもコスプレまではチャレンジできていません。残りの40%の10代をいかにコスプレにチャレンジさせていくかで、さらなるハロウィン市場の成長やハロウィンの定番化が見込めると考えられます。


PROFILE
ガルシア佐藤仁美

フリルラボ所長

ガルシア佐藤仁美

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1994年メキシコ合衆国出身15歳までメキシコで過ごす。趣味はファッション、音楽鑑賞、映画鑑賞。好きになるとどんどんはまっていく性格でメジャーからマイナーまで詳しい。

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