ペアルックブーム再燃!双子コーデ・BFFファッション…同性から男女のおそろいへ。

2016年12月05日

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日本の双子コーデ・NYのBFFファッション


「双子コーデ」は最早、一時的なブームではなく、ひとつのファッションカテゴリとして定着し、特に今のイベントシーズンを盛りあげるツールにもなっていますが、注目すべきは、日本だけのものではなくなってきているところ。

日本や韓国がルーツの「双子コーデ(友情ルック)」が由来ではないですが、アメリカ、特にNYでも今、仲のよい友人同士でおそろいの格好をする「BFF(ビーエフエフ)ファッション」というのが流行っています。

BFFとは、Best Friend Foreverの略。ティーンがラフな感覚でよく使用する言葉で、日本語でいうところの(最近聞かなくなりましたが)「ズッ友」に似たニュアンスかもしれません。

テイラー・スウィフトやカーラ・デルヴィーニュ、そしてジジ・ハディット、ケンダル・ジェンナーなど、日本でも人気の高い海外セレブたちがこぞっておそろいのコーディネートを楽しんでいます。

日本のそれとの違いは、イベントのときなどの写真映え、SNS映えを意識した「目立てる」格好に対し、「Tシャツ×ショートパンツ×アンクルブーツ」というドレスコードだけを決めて、好きな色・柄をチョイスしたり、まったく同じ服を選んでも小物だけハズしてみるなど、個性の主張を忘れないこと。

あくまでBFFファッションは、双子コーデとは違うベクトルで生まれたトレンドなのです。

 

男女のペアルックブームも再燃!


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女性同士の双子コーデが世界中で定着した今、その波はもちろん男女間にも訪れました。

最近では、ジェンダーレス男子の登場の後押しもあり、ジェンダーレス、ユニセックスのブランドやアイテムはどこでも見かけることができます。

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(「フリル」に出品される「ペアルック」と「双子コーデ」関連アイテムの数は昨年同月と比較すると10倍以上に増加している。)

例えば今のシーズンでいうと、MA-1やチェスターコートなど、もともとは男性向けであったものの今ではウィメンズでも定番化しているアイテムが多数あるため、趣味の似ているカップルであれば、おそろいで買ったわけではないのに似たアイテムを持っていたり、ひとつのアイテムを兼用しているというケースもあるのではないでしょうか?

特に今季はビッグシルエットがトレンドなので、彼も彼女もお互いに無理をすることなくペアルックを楽しめそうですね。

ペアルックのはじまりは彼から?

男性よりも女性の方が双子コーデでかわいいおしゃれな写真をSNSにUPすることに慣れているかと思いますが、実は昨今のペアルックは女性発信というよりも、男性発信であることが多いそう。

どちらかというと、カップルでおそろいのものを身につけることに男性の方が照れてしまったり、はずかしがってしまいそうな印象がありますが、SEKAI NO OWARIのFukaseさん・益若つばささんカップル、フジモンことFUJIWARAの藤本敏史さん・木下優樹菜さん夫妻など、若者からも支持されている芸能人がおしゃれなペアルック写真を多数公開していることから「ペアルック=おしゃれ」というイメージが高まっているのかもしれません。

イベントの際などに、彼女が同性の友だちと双子コーデの写真をSNSで公開していて、「自分もやってみたい」と興味を抱いていた男性も少なくないようです。

 

バブル期のペアルックブームと現代のペアルックブームの違い


実はペアルック(男女のおそろいファッション)は、かつて80~90年代バブル後期にも流行したことがありました。

そのときの特徴としては、同じ色・柄のスウェットトップスやワイドパンツ、スニーカーといった「わかりやすい」アイテムをコーディネートに取り入れたり、全身同じ格好をすることも珍しくなかったそう。

イニシャル入りのトップスなどは、他のカップルとも重複してしまう可能性があるため、ワッペンを同じ位置につけて、「二人だけのおそろい」を工夫して演出していたようです。

バブル時代といえば、ウェアにもメイクにも原色を使用するなど、派手なファッションが流行していたということもあり、とにかくおそろいであることを強調して目立たせ、二人だけの世界観=絆を築くことが主流だったのかもしれません。

ですが、今ではそんなに主張しなくてもSNSという自己を発信するツールがあるため、カップルによっては、例えば全体的なカラーバランスだけをそろえたり、バッグやシューズなど小物だけを合わせて、互いの普段の世界観=個性を尊重するコーディネート法もあるようです。

個性を残すという意味では、BFFファッションに近いかもしれません。

ペアルックに抵抗のある方や付き合いたてのカップルは、ホリデーシーズンも近づいてきたので、おそろいのアクセサリーや腕時計を贈り合って、さりげないおそろいファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか?


PROFILE
ガルシア佐藤仁美

フリルラボ所長

ガルシア佐藤仁美

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1994年メキシコ合衆国出身15歳までメキシコで過ごす。趣味はファッション、音楽鑑賞、映画鑑賞。好きになるとどんどんはまっていく性格でメジャーからマイナーまで詳しい。

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