毎月900枚ほどの「トレーディングカード」を購入しているという、楽天「ラクマ」ユーザーのHさん。現在所有しているものだけでもおよそ2万枚はあるという。“トレカコレクター”であるHさんに、コレクションをはじめたきっかけ、フリマアプリの活用方法やこだわりなどについてお話を伺いました。
知人に誘われてハマった、「ポケモン」カード
ラクマ(以下 R): Hさんは、「トレーディングカード」をいつから購入されるようになったのでしょうか?
H: 2年ほど前に、会社の人に「ポケモンカード、面白いよ」と誘われたのがきっかけです。それから、カードを買い集めていって、要らないカードも出てきたので、服などの不用品を出品するついでにフリマに出品し始めた、という感じです。
R: そうなんですね。ポケモンは楽天「ラクマ」の、「トレーディングカード」カテゴリの中で最も取り引きの多いブランドです。
H: そうですよね。去年くらいから「ポケモン」カードが人気になっている実感がありますね。今年はさらに人気上がってきていて、コレクターも増えてきているなという印象です。
R: 楽天「ラクマ」でもいま、トレカの取り引きがとても盛り上がっているのですが、なぜこんなに流行っているのだと思われますか?
H: やっぱり、今20~30代で社会人になった大人が、子供の頃に買えなかったカードをたくさん買っている、というのが一番多いんじゃないでしょうかね。
僕自身もいま社会人なので、欲しいカードを手に入れるために1パックずつ買い集めるよりも、交通費や送料分くらいの少しであれば高くてもいいから、欲しいカードだけを指名買いで買う方が早く手に入って効率も良いな、と思います。
Hさんのご自宅で綺麗に飾られているレアカードたち
R: フリマアプリで買うのは時間的にも効率が良いんですね。 Hさんはどんなところで「トレーディングカード」を買われるのでしょうか?
H: おもちゃ屋さんや、ポケモンセンターで直接買うこともありますし、欲しいカードがあればカードショップで指名買いもします。だいたい月に3万円分くらい買っていますね。枚数は900枚くらいあります。
R: 900枚もあると、相当な在庫量になりそうですね!どうやって管理されているのでしょうか?
H: レアなカードはファイリングしたり、飾ったりしています。要らないカードは箱に収納しています。
「鋼」「雷」など、タイプごとに仕分けされて、箱に入れて保管されています。 大量でも、カードなのでそこまでかさばらないそうです。
毎月、不要なカードを売るだけで、1~2万円の収入に!
R: 要らないカードは、どうやって売っているのですか?
H: 僕の場合は、1種類のカードを4枚セットで(フリマアプリで)売ることが多いです。
R: なぜ4枚セットなのでしょうか?
H: デッキ(※1)を組む際に、1種類のカードを4枚ずつ入れられるんです。なので、そのカードを探している人が、4枚1セットに使えるように、という意図です。
R: なるほど!買う側としても4枚一緒に買えるのは効率が良いんですね。ご自身にとっては不要なものでも、誰かにとっては欲しいものだったりするのですね。
H: そうですね。あくまでも自分の趣味の範囲なので、赤字・黒字はあまり気にしていないのですが、毎月、自分の不要なカードをフリマで売るだけで、1~2万円の売り上げにはなっていますよ。
Hさんのショップに並ぶ、4枚セットのカード
週末はZOOMでオンラインカードゲームも。コロナ禍でのニューノーマルな遊び方
R: コロナ禍で、何か遊び方などに変化はありましたか?
H: コロナ禍になる前は対面でカードゲームをしたりもしていましたが、今は、ZOOMで数人で遊ぶことがあります。
パソコンのウェブカメラで、自分の顔を映すのではなく手元のカードを映すようにして、3~4人でZOOMをつないで。1ゲーム30分くらいで、1日中やったりすることもたまにありますね。
R: たしかに、カードが見えれば、顔が映っていなくてもゲームができますよね。面白いですね!
Hさんは、カードをとても綺麗に整理して保管されていらっしゃり、カードを大切にされているのが伝わってきました。Hさんのお話で、カードゲームに興味を持ち始めた方、ゲームをやってみたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。みなさんも、気になるカードがあるときは楽天「ラクマ」をチェックしてみてください!
※1 デッキ:カードゲームをする際に使う、カードの組み合わせのこと。デッキの中身を変えることによって、戦い方や、強さが変わる。
※2 シングルカード: セットではなく、1枚(単品)のカードのこと。