60代女性の間でアイドルのDVD/ブルーレイが2.6倍の取引増。シニア層の推し活の実態を調査

2021年09月13日

年代別女性の「アイドル」DVD ブルーレイ取引件数_main

楽天「ラクマ」では、「アイドル」の「DVD/ブルーレイ」カテゴリの取引が伸びており、中でも60代以上の女性ユーザーの取引件数は、直近の1年間と前年で比約して2.6倍に伸びています。

そこで、なぜ今「アイドル」カテゴリの「DVD/ブルーレイ」が売れているのかを紐解くため、①ラクマの取引データと、直近1年間に楽天「ラクマ」で「DVD/ブルーレイ」を購入した60代以上の女性ユーザー(202名)を対象にした②アンケートから調査を行いました。

年代別女性の「アイドル」DVD ブルーレイ取引件数_main

【① 取引データで見る、売れ筋ランキング】
K-POPのアーティストグループ「BTS(防弾少年団)」が全年代に人気


60代以上女性の「アイドル」DVDブルーレイ取引ランキングv2

取引されているブランドのランキングを見ると、60代以上の女性の間ではK-POPのアーティストグループ「BTS(防弾少年団)」が圧倒的な人気で、2位の「嵐」の約3倍の取引数となっていました。その他、「東方神起」、「SHINee」などK-POPのグループが多くランク入りしています。女性グループで唯一ランク入りしたのはTWICE(7位)でした。

 

【②「DVD/ブルーレイ」を購入されたユーザーのアンケート調査】

60代以上女性の4割が「自分はオタク」と認識


直近1年に楽天「ラクマ」で「DVD/ブルーレイ」を購入された60代以上の女性ユーザーに「自分が「●●オタク(●●ヲタ)」だと言えるものがあるか教えてください。」と質問したところ、40.1%の人が「ある」と回答しました。

自分が○○オタクだと言えるものがあるか教えてください

自分が「●●オタク」だと言える人のうち、60代以上の女性ユーザーの約7割がアイドルオタク


自分が「●●オタク(●●ヲタ)」だと言えるものがある」と回答した60代以上の女性ユーザー(81名)に、「どのようなジャンルに対して自分がオタクであると感じるか教えてください。」の質問したところ、「アイドルなどのアーティスト・シンガー」(64.2%)のジャンルが最も多く選ばれました。これは、楽天「ラクマ」でよく売れている商品がK-POPや日本のアイドルグループが多いことからも、うなずける結果となりました。

どのようなジャンルに対して自分がオタクであると感じるのか教えてください。

 

自分が「●●オタク(●●ヲタ)」だと言えるものがある」と回答した人(81名)に「いま応援している、好きなグループ、アーティストがいるか教えてください。」と質問したところ、76.5%が「いる」と答えました。

「いま応援している、好きなグループ、アーティストがいる」と回答した人(62名)に「そのグループ、アーティストの公式ファンクラブに入っているか教えてください」と質問したところ、「入っている」と答えた人は74.2%となりました。フリーコメントでは、「ファンクラブに入っていると、新作の発売日など、すべての活動情報が入ってくるので助かっている」という声がありました。SNS等で自ら情報を集めるよりも、公式ファンクラブから情報を得る方が効率的に応援できると考えるシニア層のファンがいると考えられます。

そのグループ、アーティストの公式ファンクラブに入っているか教えてくださいv2

好きなアーティストを応援する理由は「忙しい日々の癒しだから」


好きなアーティストを応援する理由を聞いたところ、「忙しい日々の癒しだから」(46.8%)と答える人が最多でした。人生100年時代と言われる今、60代以上においても日々を仕事や趣味で活発に過ごす「アクティブシニア」が増えていると考えられます。

忙しい日々の中で、アイドルを応援する、いわゆる「推し活」(アイドルやキャラクターなどの「推し」=ご贔屓を愛でたり応援したりする活動のこと)が心の癒しになっている、という理由は、若年層と変わらないと言えそうです。フリーコメントでは「若い人と共通の趣味ができて、新しいオタク友達が増えた」という声もあり、世代を超えた趣味の活動を楽しんでいるようです。

60代以上女性の好きなアーティストを応援する理由

以上のことから、ラクマで推し活をする60代以上の女性ユーザーが増えてきていることがわかりました。

背景には、コロナ禍の外出自粛が続き、コンサートやイベントの開催が難しい状況の中で、自宅で楽しめるDVD鑑賞にニーズが高まっていると考えられます。学生よりも自由な時間があり経済力もあるシニアの間で、推し活は今後ますます広がっていくことが予想されます。

以上、DVD/ブルーレイの「アイドル」カテゴリの取引についての調査結果でした。