＜トレここ！＞RAGTAGの担当者に聞いた！今知っておきたいトレンド「スニーカー」4選
2023年05月12日
こんにちは！ラクマラボです。
第2回目のテーマは昨年5月に「楽天ラクマ」のメンズファッションカテゴリで特に取引が活発であった「スニーカー」についてです。（注）
楽天ラクマで直近2023 年 1～4 月のメンズ「スニーカー」カテゴリにおける取引数をブランド別にみると、1 位「NIKE」、2 位「New Balance」、3 位「adidas」、4 位「Jordan Brand（NIKE）」、5 位「CONVERSE」の順でした。また、同時期の取引数シェアを年別に比較すると、「New Balance」の取引数シェアは、2019 年の 2.5%から、2022 年では 7.2%と3年で約5ポイント伸長しており年々拡大していることがわかります。
そこで今回、「ラクマ公式ショップ」に出店しているショップ「RAGTAG（ラグタグ）」のONDAさんに、「New Balance」人気上昇の背景と、スニーカーのトレンドやおすすめのブランドについてお聞きしました。
【今回お伺いしたファッションプロ】
ご紹介：店舗勤務後、現在はオンラインコンテンツ運営を担当。
最近購入してお気に入りのファッションアイテム：「adidas」の「YEEZY SLIDE」
次に狙っているファッションアイテム：「NIKE」の「AIR MAX90」
「RAGTAG」はどんなお店？
国内外の人気デザイナーズブランドを中心に、カジュアルからハイエンドブランドの衣類、バッグ、靴、アクセサリーまで幅広く展開し、全国に約20店舗以上の実店舗があります。
憧れのブランドや上質なアイテムを、ユーズドだから手に届くプライスで提供することで、一人ひとりの願いに寄り添いながら、ファッションを楽しむお手伝いをいたします。
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「New Balance」人気上昇の背景について・・・
ラクマ：ONDAさん、本日はよろしくお願いいたします！
まずは「New Balance」の取引数シェアの拡大についてONDAさんが考える人気上昇の理由を教えてください。
ONDAさん：僕自身も、弊社の店頭や街中で見かけることが多くなり「New Balance」の人気を感じています。
「New Balance」のスニーカーがトレンドになる最初の波として、2016年ごろに“ダッドスニーカー”というボリュームのあるスニーカーが流行り始めて、それに「New Balance」のスニーカーのフォルムが一致して人気が広がったのではないかと思います（※）。
それに加えて、「New Balance」のブランディングの変化も背景の一つとして考えられます。2021年に、「AIME LEON DORE（エメ レオン ドレ）」という別ブランドのデザイナーが「New Balance」のクリエイティブ・ディレクターに就任して、それまで以上に数多くのモデルを販売しました。
他にも、コンセプトショップの展開やストリートブランドとのコラボが増えたことも考えられますし、有名なアパレルブランドのルックブックに「New Balance」が使用されるようになって、「このスタイリングの足元には『New Balance』だよね」というようなイメージがついてきたというのも、ここまで人気上昇の理由の一つだと思います。
ラクマ：常に新しいことを取り入れ変化し続けるブランディング力がすごいんですね！そういえば、KAWAさん（同席いただいだRAGTAG女性スタッフ）も「New Balance」を履かれていますね！
KAWAさん：そうなんです！これは弊社スタッフに勧められて購入しました。可愛くて履き心地も抜群です。
ラクマ：ピンクの靴下あわせがとても可愛いです。わたしも欲しくなりました・・・！ONDAさん、「New Balance」についてとても詳しく教えていただきありがとうございます。人気の理由が分かった気がします！
※ダッドスニーカーとは、”DAD=おじさんが履いていそうな靴” を指し、ボッテリとしたシルエットのスニーカーを指します。
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今知っておきたいスニーカーブランド！
1.【VEJA（ヴェジャ）】
ラクマ：それでは次に、今知っておきたいスニーカーブランドについて教えてください！
ONDAさん：今知っておきたいスニーカーブランドの一つ目に「VEJA（ヴェジャ）」を紹介します。
「VEJA」のスニーカーは、サステナブルな素材が使用されている点と、生産過程がフェアトレードであるいう点で今注目されているブランドです。ブランド自体は10年くらい前からサステナブルなスニーカーづくりを始めていて、世間的に「サステナブル」や「SDGs」が消費のキーワードになったここ最近で認知が広まってきています。
また、他のブランドとコラボすることも多く、これは「MARNI（マルニ）」とコラボした時のもので、斬新なデザインが人気でした。
ONDAさん：その他にも、これ（MARINIとのコラボデザイン）とはテイストが違う「Rick Owens（リック オウエンス）」とコラボしていたりと、デザインのクリエイティビティに幅があるというところが注目されているポイントだと思います。
ラクマ：環境に優しいだけでなくデザイン性もあるのは素敵ですね！
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2.【MERRELL（メレル）】
ONDAさん：次に「MERRELL（メレル）」というブランドを紹介します。
「MERRELL」はアウトドアブランドで、ここ数年すごく注目されています。ラバーのサンダル（画像右）は去年なかなか手に入りにくく、定価は7,000円ほどですが、弊社では10,000円以上の値がつくものもありました。
ラクマ：今も販売されているのに、定価以上の値段で取引されているのですか？
ONDAさん：そうですね、発売開始後すぐに売り切れてしまった色やサイズは定価以上で取引されるくらい人気でした。人気の理由としては、「adidas」や「NIKE」などのように分かりやすいロゴがなく、パッと見でどこのブランドか分からない匿名性が考えられます。
ラクマ：確かに、「一体どこのブランドなんだろう？」と気になりますよね！
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3.【SKYDEX（スカイデックス）】（画像左）
4.【MAGNUM（マグナム）】（画像右）
ONDAさん：次に、「SKYDEX（スカイデックス）」、「MAGNUM（マグナム）」です。
今は「アウトドア」「ミリタリー」「トレッキング」というキーワードがスニーカーのトレンドとして注目されています。トレッキングシューズのソール部分だけが「ビブラムソール（※）」になっているものなど、街中でも履きやすくなっているものが人気です。トレッキングシューズっぽい見た目とソール部分のアンバランスさが今のトレンドにもあっていると思います。
※ビブラムソールとは、イタリアのビブラム（Vibram）社の製造しているソール。軽量かつ耐久性、防滑性に優れており、登山靴、ワークブーツ、スニーカーなど様々な靴のソールに使用されています。
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レアアイテムを紹介いただきました！
今回、発送前の商品を保管する倉庫も見学させていただき、レアアイテムを見せてくれました！
ONDAさん：こちらは、「AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG “CHICAGO LOST & FOUND”」といって、数ある「AIR JORDAN 1」の中でも特に人気のあるモデルである「CHICAGO」にヴィンテージ加工を施した一足です。
「CHICAGO」の久しぶりの復刻というだけでも注目を集めましたが、モデル名にもある通り、まるで掘り出し物のような加工、箱、付属の領収書など、ストーリーのあるコンセプトもスニーカーヘッズの心を揺さぶります！（※）
※スニーカーヘッズとは、熱狂的なスニーカーコレクターを指します。
最後に・・・リユース品だからこそ手に入れたいブランド
ラクマ：最後に、リユース品だからこそ手に入れたいスニーカーでおすすめはありますか？
ONDAさん：ブランドにかかわらず、廃盤になったモデルを手に入れられるというのがリユース品の強みだと思います。数多くの商品が並んでいる商品一覧ページを見て、「あ、そういえばこれ欲しかったものだ！」というような、販売時に買えなかったものと出会えるのが魅力ではないでしょうか。
また、現在販売中のブランドやモデルでも、リユース価格で購入できるからこそ、普段履かないようなブランドやモデルに挑戦しやすくなると思います。
ラクマ：通常価格よりお手頃な価格で購入でき、またリユースに回すこともできますよね。ONDAさん、今回はスニーカーについていろいろと教えていただきありがとうございました！「New Balance」人気の背景など知れてとても勉強になりました！
本記事で紹介しているアイテムは実際に「ラクマ公式ショップ RAGTAG online」にて出品されている商品なので、気になった方は是非商品ページをチェックしてみてください！
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※2022年1月～12月における「楽天ラクマ」で購入された商品の取引数をもとに算出
■「ラクマ公式ショップ」 サービス概要
・関連URL： https://fril.jp/ts/official/lp/
・概要：
「ラクマ公式ショップ」は、事業者が「楽天ラクマ」へ公式に出店することができる「楽天ラクマ」のサービスです。「リユース」セクションには古着、中古ブランド品、中古スマートフォン端末・タブレット端末等を取り扱う事業者が出店いただけます。本日時点で実店舗の運営などで実績のある200社以上の企業が出店しています。事業者による出品商品ページには「公式マーク」が表示され、個人の出品者と事業者を見分けることができます。
