JKのこの夏の4大ファッショントレンドは、「量産型」、「地雷系」、「ピープス女子」、「韓国系」

2020年08月04日

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こんにちは。新型コロナウイルスの影響で、外出する機会が減っている昨今ですが、消費者のファッションへの興味はどうなっているのでしょうか。

今回のラクマラボでは、流行に敏感な10代のユーザーがこの夏、どんなファッションに興味を持っているのか探るため、「ラクマ」の女子高校生(JK)ユーザーのみなさんにアンケートとインタビューで調査を実施しました。

 

今年は「シアーシャツ」が昨年対比で53倍!「消えそうな色コーデ」がおしゃれ


「ラクマ」のJKユーザー811名に「最近流行っているファッション」について(※1)と質問したところ、「シアーシャツ」とを回答する声が多くありました。

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また、実際の「シアーシャツ」の同行についてラクマ」取引データでは、「シアーシャツ」のキーワードを含んだ商品の取引件数が、昨年の同時期と比較して、53倍(※2)に増加していることもわかりました。

さらに、アンケート調査の、JKユーザー数名に「シアーシャツ」がなぜ人気があるのかをインタビューしたところ、「シアーシャツは、白×ベージュなど色素が薄い系の色で統一した『消えそうな色コーデ』が今年とくに人気です。タンクトップ1枚だと露出が高いけど、その上にベージュなどヌーディーなシアーシャツを羽織ることで露出を抑えつつ、おしゃれ感を出せます」というコメントがありました。

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他にも、「わたしは地雷系ファッションにはまっていますが、黒のシアーシャツはよく着ます」というユーザーもいました。シアーアイテムはファッションジャンルを問わず、涼しげでオシャレに見せる旬のアイテムとして取り入れているJKが多いようです。

 

今夏のJKの4大ファッショントレンドは、王道の「量産型」、闇かわいい「地雷系」、強かわいい「ピープス女子」、熱が高まり続ける「韓国系」


続いて、「最近流行っているファッション」に関するアンケートのフリー回答から、流行っているファッションスタイルについて「量産型」「地雷系」「ピープス女子」「韓国系」の4つのキーワードが頻出する傾向が見られました。

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<量産型ファッション>
「量産型」ファッションは、ファストファッションの流行などによって女子大生(JD)世代を中心に浸透してきましたが、JK世代にとっての「量産型」ファッションは、より狭義なジャニーズファンの方を中心に広がったいわゆる「量産型オタク」ファッションを指しています。

フリルやリボンのついたアイテムやミニリュックが定番で、色合いはベージュや白、ピンクを中心とした可愛らしいフェミニンなスタイルで、10代を中心に支持されています。昨年4月に10代女性を対象に実施した「好きなアイドル・アーティスト」(N=761)の調査では「ジャニーズ」(36.1%)を支持するユーザーが最も多かったため、「量産型」ファッションがJKに人気なのもうなずけます。

 

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<地雷系ファッション>
「地雷系」ファッションは、モノトーンを中心とした黒系のアイテムと、赤系のアイシャドウで涙目と涙袋を強調する地雷系メイクが特徴です。「闇かわいい」と表現され、「一見可愛いけど、中身は病んでいる人」を表現するスタイルで、「メンヘラファッション」とも言われています。

「ラクマ」のJKユーザーにインタビューしたところ、「『地雷系』は、地下アイドルファンの間で広がったと思います。とくに、『病んでるアイドル』として人気の、元『ゆるめるモ!』のあのちゃんがブームのきっかけじゃないか」という声がありました。

「ラクマ」では、「地雷系」のアイテムが昨年の約15倍売れており、人気が急増しています。

 

 

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<ピープス女子>
「ピープス女子」は、ストリートファッションをベースに、アレンジや個性を組み合わせた「強かわいい」をコンセプトとした裏原系ストリートスタイルのファッションです。「PEEPS」というブランドの公式Instagramが火付け役となり、現在はしまむらなどの全国チェーン店でも「ピープス女子」系のアイテムが販売され、その人気は全国に広がっています。

「ラクマ」では「WEGO」や「しまむら」の他、古着などもピープス系ファッションとしてよく出品されており、今年「ラクマ」ではピープス系アイテムが、昨年の約12倍売れています。

また、「ラクマ」のJKユーザーはとくにLDHアーティストのコンサートへの「参戦服(コンサートに着て行く服のこと)」としてピープス系ファッションを取り入れる、という声がありました。

 

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<韓国系>
「ラクマ」が2016年から毎年発表している「ファッションの参考にしている国」の調査においても、「韓国系ファッション」は10代女性に圧倒的な人気を誇り続けています(詳細はこちら)。「ラクマ」では、韓国ファッションアイテムの取引が昨年と比較して6.8倍に増えています。

JKユーザーのみなさんからのコメントでは、バケットハットや、オーバーサイズのトップスにスキニーパンツ、スニーカーというようなメンズライクなストリートファッションを取り入れたアイテムが人気でした。

「韓国でプロデュースされた日本人のアイドルグループ『NiziU』のオーディションプロジェクト『NiziProject』を観てファンになり、韓国系ファッションにも注目するようになった」という方や「InstagramやまとめサイトでK-POPアイドルの私服をチェックして、ファッションの参考にしている」という声も多くありました。

近年の若年層でのK-POP人気に伴ってファッションも一大ブームが来ていることから、エンタメが10代の消費に大きく影響を与えていることが分かります。

 

コンサートの開催が中止されるなど、外出の自粛が続きますが、「ラクマ」のJKユーザーの間では、今年もトレンドがあることが分かりました。また、外出できない時でも、自宅で服をコーデしたりメイクを楽しんだりしてSNSにアップするというユーザーもいました。

また、JKユーザーのみなさんのお話を伺っていく中で、一人が特定のファッションスタイルに縛られるというよりも、今回ご紹介した4大ファッションを、目的や気分など、TPOに合わせてうまく取り入れているユーザーが多いことが分かりました。日本のアーティストの曲を聴いたり、K-POPを聴いたりするように、ファッションも気分に合わせて楽しむのが今のトレンドのようです。

 

次回は、JKユーザーのみなさんがどのようにファッションに関する情報を収集し、服を選び、買っているのかについて、より詳しくご紹介していきます。どうぞお楽しみに。

 

※1 楽天「ラクマ」調べ

調査期間:2019年4月17日~4月18日
調査対象:フリマアプリ「ラクマ」利用者の女子高校生 1,230名
調査方法:インターネット調査
調査内容:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000940.000005889.html

※2  楽天「ラクマ」調べ

2020年1月1日~7月15日と2019年同時期において、楽天「ラクマ」で各キーワードを含む商品を購入されたデータで比較