19歳の女子大生が春休みの間にアクセサリーブランドを立ち上げた話。

2017年05月25日

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10代に人気のアクセブランド「iamnao」


今、10代の女の子たちに人気のある「iamnao」というアクセサリーブランドをご存じですか?

字の並びをそのまま読むと自己紹介文のように受け取れますが、ずばりそのブランドを立ち上げたのは「鈴木菜央(なお)」さんという女子大生。

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(「iamnao」のイメージカット)

19歳の女子大生がアクセサリーを作り、ブランドを設立し、瞬く間にトレンドシーンに浮上しようとしています。

事実、販売された100点以上のアイテムのほとんどは現在、即時完売するほどの人気ぶりで、彼女のSNSに書き込まれたファンのコメントからも、そのプレミア度の高さは見てとれます。

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「iamnao」のショップページ )

一人の女性が世界を切り拓く、その助力にもなったキーワードは「#なおセンス」。

今回は、話題のカフェでご本人にお話を伺うことができました。

ちなみに、「iamnao」は「アイアムナオ」ではなく、特定の読み方を決めていないそうです。

 

きっかけはイヤリングに対するこだわり


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アクセサリーを作り始めたきっかけは、ご自身がピアスホールを開けていないということで、かわいいイヤリングを追求した結果だという鈴木さん。

最初はイメージに合うものをショップなどで探していたそうですが、しっくりくるものがなく、自分で作り始めたのが発端だそう。

その内にInstagramなどで「購入したい」という声が出始め、2017年2月からフリルにて販売を開始するようになりました。

当初から掲げているコンセプトは、「どんな服にも合うシンプルさと主役になれる存在感」。

特にきっかけともなったイヤリングはブランドを象徴するアイコン的プロダクトでもあり、「透明感があるのに耳元にインパクトを出せる」というデザインに対するこだわりも聞くことができました。

 

同じ学生ならではの10代に向けた心配り


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現在、iamnaoは10代の学生たちに多く支持されています。

理由はもちろん、そのキャッチーで雰囲気のあるプロダクトによるところが強いと思いますが、とはいえ、かわいい・欲しいと思っても高額商品ではなかなか購入することができません。

iamnaoの商品の価格帯は1,000円~2,000円前後。

鈴木さんは、自身も現役学生であり、アクセサリーを作り始める前までに体験したことのある「かわいいけど高くて買えない」という状況を取っ払った価格設定にこだわっています。

また、購入希望者の多くがFRILを日常的に利用していることや、自分の服などを販売して手にしたお金でiamnaoのアクセサリーを購入していることを知り、フリルでブランドショップを始められたのだそう。

 

キーワード=「#なおセンス」


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鈴木さんは現在、「@ i_am_nao___offisite.iamnao」と「@ i_am_nao___」、二つのアカウントを使ってInstagramに投稿しています。

前者はブランド公式、後者はブランドを立ち上げる以前から使用している個人のアカウントです。

どちらもホーム画面を開くと、写真の全体バランスや統一感にこだわっているのがわかるのですが、注目したいのは「#なおセンス」という独自のハッシュタグ。

アクセサリーを含め、演出方法、テーマを決めて撮ったポートレートなどにつけられており、ブランド展開前から、個人のブランディングを確立させていたことがわかります。

決して多くを発信するのではなく、厳選した上で、ご自身の認めたものだけを投稿する徹底ぶりは、まさしく(なお)センスの良さの表れ。

今回の取材でも、最後に単独で写真を撮らせていただいた際、カメラを向けた瞬間に表情を一変させ、若くして、俯瞰で物事を捉えるということを身に着けているのを垣間見ることができました。

 

2017年5月28日(日)展示会開催


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ブレない世界観の強さで人々を惹きつけるiamnao。

今月28日(日)には、原宿で展示販売会を開催します。

「今イチオシのアイテムはありますか?」という質問に即座に答えてくれた、貝殻を使ったイヤーアクセサリーも出品予定とのこと。

一見、クールビューティーな鈴木さんですが、このときは「自分でも『いいアイデアが浮かんだな』って思って…」と冗談っぽく話してくださいました。

まさしく「透明感があるのに耳元にインパクトを出せる」デザインは必見です。

 

・開催日時
2017年5月28日(日)12:00~19:00
・会場
東京都渋谷区神宮前2-31-21ヴィアレット原宿002号室

 

まっすぐな話し方と確固たる自信


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実際に鈴木さんとお話ししてみて感じたのは、とてもまっすぐな話し方をされる方だということ。

質問には丁寧に答え、でも受け身ではない、そのバランスの良さ。

ブランドやアクセサリーについての話になると、確固たる自信も見えました。

決して嫌味のないその姿勢は、ご自身がこだわりぬいたものだけを発信しているという実績に基づくもの。

iamnaoでは、オープン初期からキービジュアルを鈴木さん自身が考えて撮影していたそうですが、バスタブ(なんと鈴木さんの家のお風呂なのだそうです!)に花を浮かべ、女の子が服を着たまま浸かっているというお写真を見た、ある雑誌のカメラマンが「iPhoneで撮っているのがもったいない」と言ったことがきっかけで、第二弾の写真はその方が撮影されたそうです。

 

ご自身も、今後の展開として、まず第一に「もっとたくさんの方々にブランドを知ってもらいたい」と言った後で、そういったビジュアルアートにも触れ、「展示会が終わったら海で撮りたいと思っているので、海に合ったアイテムを作っていきたい」と話してくださいました。

 

Instagramがきっかけとなって誕生したブランド・iamnao。


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SNSといえば、その投稿頻度や回数を高めることを重要視している方もまだまだ多い中、「試験前など上げられる写真がないときは上げない」ときっぱり決めて実践している鈴木さんは、人々に憧れられるようなブランドイメージと、購入者に寄り添う近しさという、二つの相反する要素をバランスよく発信し続ける魅力をもっています。

そんな「なおセンス」に、今後もますます目が離せなくなりそうです。

 

以上。

 


<ご協力いただいたお店紹介>

店舗

「Sun & witch 」は、表参道の人気店「パンとエスプレッソと」が昨年7月に新業態として原宿にオープンしたカフェ。
話題のショップが軒を連ねる街並みの中で、壁一面に描かれたペイントが印象的な建物です。店内の様子は外壁のイラストとは打って変わり、都会の街中とは思えないほど落ち着いています。看板メニューで肉付きに慕わられハンバーガーはとにかく大きい。店長のおすすめは雑誌で度々紹介されるという「ホットドッグ」。パンの2倍はありそうな26㎝のソーセージは4種類から選ぶことができます。
店名 : Sun & witch
住所 : 東京都渋谷区神宮前3-27-3
営業時間 : 10:00~22:00

PROFILE
ガルシア佐藤仁美

フリルラボ所長

ガルシア佐藤仁美

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1994年メキシコ合衆国出身15歳までメキシコで過ごす。趣味はファッション、音楽鑑賞、映画鑑賞。好きになるとどんどんはまっていく性格でメジャーからマイナーまで詳しい。

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